気遣いとおせっかい

この冬の出来事・・

町内のゴミ集積所の掃除当番だった我が家、日曜日、朝早くに30分かけて除雪をしてきた。

(雪国の冬のゴミ置き場は、清掃というより除雪がメイン)。高齢の方も多いので、月曜日からみんなが安全に気持ちよく利用できるように、スコップでは持ちきれない氷の塊は手で持ち上げて、エイヤー!と投げ捨ててきれいにしてきた。

なんだか気持ちが良かった(*^_^*)

良い気分のまま、スコップを引きずりなから家に帰る途中、数件お隣の家の前のアプローチや階段に雪がかなり積もっているのがとても気になった。数年前ご主人を亡くし、一人暮らしの70代の一人暮らしのお宅だ。お焼香に伺い、その後は数回挨拶する程度のお付き合い。

ついついスコップを持っていたものだから、階段の辺りの雪を削ってみた。

いやいや・・長い時間寄せていないせいで、かなり雪と氷が層になっている、軽はずみにに手を出したらヤバい(汗)と思い、そこで初めてインターホンを鳴らした。聞いてみたら、案の定、雪が踏み固められた今の状態がベストらしかった。既に少しだけ雪や氷を削ってしまったので、そこに雪を戻して固めて帰ってきた。でも完全には元に戻っていないので、転んだりしないかとても心配になった。余計なことをすべきではなかったと後悔。

本当であれば、始める前に声を掛ければ良いところだが、この辺の方たちは皆謙虚、

「お気遣いありがとう。でも大丈夫」と言われるのが分かっていたので、そっとやって黙って帰ってこようと思ったのだが、それが良くなかった。

“うちの雪寄せてくれるの!ありがとう!よろしくね!”なんて言うお年寄りはこの辺にはいない。

実の親ですら遠慮する。

声を掛けたときは、インターホン超しに「気に掛けてくれてありがとう」とは言ってもらったものの、独りよがりだったと反省。帰ってきてから夫に話したら、「余計なことはしない方が良いよ。声を掛けられるのが嫌な人も世の中にはいるんだから」と言われた。

・・・そうか。声を掛けられるのが苦手な人もいるのかぁ。とまたまた反省。

毎日声を掛けて、足しげく通ってあげられる訳でもない。たまたま日曜日で、たまたま天気が良く、たまたま気分も良いその日お手伝いできただけ・・あくまでも私の都合。

とは言え、いっつも知らんぷりは淋しすぎる。

“近所に、気に掛けてくれてる人がいる”それだけでも心強いんじゃないか、と私は思う。

同じく雪深い地で離れて暮らす私の両親にも、近所に気に掛けてくれる人が沢山いてくれたら私だったら安心する。きっと親も心強いと思う。

お年寄りも、あまり遠慮せずに、手に負えない作業を手伝ってくれる人や声を掛けてくれる人にはどんどん甘えていいと思う!!その時手を貸した人が高齢になった時、その次の世代に気軽にお願いできるように😊

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