10歳の老犬、不安の中の歯石取り。綺麗になって、口臭もなくなりました✨️

ブリーダーさんの家で子孫繁栄という大役を果たし、お役御免となった後、我が家の家族となったトイプー。

ウチに来た時は7歳、現在10歳。

来たときから、既に歯は3割位抜け落ち、歯石もガッツリ、白い犬歯がわずかに見える程度だった。

動物病院に行った時に軽く相談もしたが、年齢も年齢だし、2.6キロとかなりきゃしゃな為、

全身麻酔までして歯石取りは可愛そう・・。と言うことになり諦めていた。

しかし数ヶ月前、来たときから口臭は酷かったが、変な臭いも加わり、出血もしてきた。

膿らしきモノも出てきて、元気も無い。

病院に連れて行ったところ、やはり化膿していたようだ。

取りあえず化膿止め&元気になる注射(我が家ではその注射をそう読んでいる)を打ち、化膿止めの飲み薬をもらってきた。

その日のうちに、みるみる元気になり、出血も翌日には止まった。

恐るべし“元気が出る注射”😅何はともあれ、少し安心した。

しかし、このままだと恐らくこれを繰り返す可能性があるとのこと。歯槽膿漏をそのまま放っておくわけだから、そうなるよね・・・😭。

うちのワンコは肝臓の数値にも少し問題があり、そのお薬も飲んでいた。

家族でも相談し、もう10歳だけど、やるなら少しでも早いほうが良いな、という結論になった。

取りあえず、麻酔に耐えられるかどうかの血液検査をクリアすべく、肝臓の薬を飲み続け、施術当日を迎えた。

血液検査は問題無し!一安心♡ (万一出血がひどくなっても血が止まら無くなる等という心配は無さそう。)

うちのワンコ、お年の割に、血液検査の結果は満点◎ 私の健康診断結果より良好で笑

いざ、軽い感じの麻酔注射をプスリ。抱っこしていると、程なくして体中の力が抜け、ぐったり。

(なんだか、先住犬が亡くなった時の事を思い出し涙が出そうになる😿 また元気に立ち上がれるよね????😿)

そして、手術台!?へ。

そっと覗くと、(仕方が無いが)死体の様に移動させられ、

人間の歯医者さんで使う機器と同じようなペンシル型の治療器で、⚡︎⚡︎キーン⚡︎⚡︎と歯石を削られていた。

15分位だろうか、「お父さんたち、見てみる?」と先生が声を掛けてくれたので、

そばに行ってみた。見事にキレイになっていた。

予想通り、歯3本が歯石と一緒に抜けていた😭グラついている歯も、引っ張ると直ぐ抜けた。

先生は「これだけグラついてると痛かったと思うよ」と言っていた。

まずは施術成功。キレイな歯を見て、やって良かったー。と思った。

そして、次なる関門・・・。

“問題無く 麻酔から覚めておくれよーー”と祈りながら

夫と二人で、ICUと呼ばれるガラス張りのケージの中を見つめる。

見てるとなんだか涙が出そう・・。

ぴくぴくしたり、足がつっぱたり、

一番ビックリしたのが、首を大きく前後に振る仕草だった(゚Д゚;)

見たこと無かったし、異常行動に見えた。

看護師さんに聞いたら、麻酔から覚める時に良くある仕草らしかった。

生まれたて子鹿のように、フラつきながらも立ち上がろうとしている・・。

20分位経過しただろうか、ICUから出され、私が抱っこしていた。

少しして床に下ろしてみると、よろめきながらトボトボと少し歩いた。

でも相変わらず前後に大きく首を振る。この仕草、不安が増す・・。

「そろそろ帰っても大丈夫そうだね」と先生に言われ、止血剤をもらって帰宅。

自宅についても、まだまだ元気が無い。

自分のケージで少し安心したのか、

30分から1時間位経つと、今まで何が起きていたんだ??という感じで

みるみる回復!

お水も飲んで、吐かなかったので、『完全復活!!』

安心した〜😂😂😂😂😂😂

口の中を覗いてみると、まだ少し汚れはあるが

初めて見るワンコの歯(今まで歯石で白い歯が見えなかった・・)。

『これからは歯のお手入れ頑張ってください』と先生に言われた

残りわずかな歯を残してあげられるのは私達家族。

頑張らないと!!と、思いながらも、中々やれてない現状( ̄。 ̄;)

気になる料金はと言うと、6万円を握りしめて病院に行ったが、

抜糸、縫合等もなく、元々の歯数も少なかったので😆先生がお安くしてくれた。

検査費、施術費、お薬代含め 34000円で済んだ。(ホッ)

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